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VFXメモ!

映画雑談 異業種監督マイベスト

最近、仕事の方が佳境を迎えております。
あと2〜3日で一区切りなので、折れずに頑張らねば。
目の周りがクマで真っ黒パンダ状態です。仕事が終わったらぐっすり寝たーい。


僕モテメルマガのガチ話Podcastで話題に上がった「マイベスト」を自分なりにチョイス!しつこくまだやります!

勅使河原宏監督作品 「砂の女」



世界的にも評価が高い安部公房の代表作「砂の女」の映画版。砂の穴の底で暮らす女と同棲することになってしまった男が体験する、不条理劇です。

監督は勅使河原宏。なんと、いけばな草月流の創始者勅使河原蒼風の長男!すでに映画監督としてデビューしていた後に家元を継承したので、正確に「異業種監督」というのはすこし語弊があるかもしれません(オレが挙げる映画ってそんなんばっかりやな・・・)。しかし、映画監督としては異色の出自であることは間違いないでしょう。

勅使河原監督の他の作品では安部公房原作による「他人の顔」「燃え尽きた地図」などなどがあります。「燃え尽きた地図」は見てないんですが、「他人の顔」も面白い作品でした。シュールレアリズムならではの、アイデンティティーを揺さぶる作品。独特の世界観が病み付きになります。学生の時は安部公房の本、よく読んだなあ。

その他の異業種監督といえば?

映画の創成期はそもそも「映画のプロ」なんていないので、ある意味「異業種」が寄り集まって作っていたと言えますね。
例えば、ジョルズ・メリエス

「月世界旅行」。数年前「ヒューゴの不思議な発明」でも重要人物として登場しました(これはネタバレか?)。ステージマジシャンとして興行の世界に入り、その資質を映画製作に活かしました。異業種だけれど、「世界初の職業映画監督」と呼ばれたそうです(wikiより)。


他にもグーグル先生の力を借りて調べてみると、久石譲マドンナも映画監督もやってますね。正直、見てないのでコメントしようがないのですが、色んな人がチャレンジしてますね。「面白い、面白くない」の問題は置いておいても、映画以外で「これだけは誰にも負けないぜ!」という分野を1つでも持っている人が抜擢されるんでしょうな。


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