最近、「月が綺麗ですね」といえばI love youという意味になると勘違いしている馬鹿者がいます。
なんかパッと見シャレてるし、「直接好きだっていうより気持ちが伝わるよね」と思って、メールとかで気楽にパクっちゃうんでしょうね。
けどそれは夏目漱石がその時そう言ったから良いのであって、他の人間が上っ面だけ真似しても、I love youに逆翻訳はできんワケです。
この映画は黄色いハンカチによって見事にI love youを翻訳してみせた良い映画だと思います。
当人同士にしかわからないメッセージ。
「見て見て!私たちこんなに愛し合ってるの!」という肥大化した自意識とは無縁の映画です。
人それぞれ自分たちのI love youを見つけないといかんのでせうね。
それが簡単に真似できたら誰も苦労しませんが(泣)
最悪の場合、「ええっ!?こんなに沢山子ども出来ちゃったのぉ!?」なんて勘違いしちゃったりしてね。さすがにそれは無いか。