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VFXメモ!

映画レビュー「アナと雪の女王」

今、これが大ヒットしているそうですね。「アナと雪の女王」
Facebookでも絶賛している友達が何人もいますが、はてさて自分はというと・・・
(ネタバレあり)

「アナと雪の女王」


予告編

ミュージカルシーンはとってもすばらしく、キャラクターも魅力的で最後まであっという間に見てしまいます。
けど、個人的に気になるところがチラホラありました。

普通なら絶対に手の届かない夢を抱くキャラクター

・・・がディズニー映画にはよく登場しますが、今回はオラフがそのポジション。
話の本筋とは別に「彼は一体どんな結末を迎えるのだろう?」と、
ハラハラドキドキしながら見ていました。
が、最後まで見てガッカリ。え、それでいいの?
溶けてないだけで夏は満喫できてないぜよ。
「冬が終わって体は溶けてしまったけれど、それでも春を運んできました」的な結末だったらいいってわけでもないけれど、
「ただなんとなく魔法のおかげでうまくいく」という結果にはしてほしく無かったです。

オモチャなのに空を飛べると思っているバズ・ライトイヤーや、星に恋してしまった蛍のレイ(プリンセスと魔法のキス)のようなドラマを期待してしまった自分は感動欠乏症でしょうか。

エルザも、「引きこもり気味のお嬢様」→「攻撃的な見た目の雪の女王」への変化は本当に素晴らしかったので、平和が戻ってからの最後にもうひと変化見てみたかったな、と思います。

「塔の上のラプンツゥェル」の物語がかなりよく出来ていたので、それと比較すると流れの荒さも気になってしまいました。

日本語吹き替え版

英語版を観賞後に、日本語吹き替え版でも見てみました。
ミュージカルには特別詳しくないですが、さすがに本作の吹き替えは厳しい戦いだったのではないでしょうか(翻訳者にとって)。
どうしても無理矢理日本語に直した感じが、個人的には聞いてて辛かったです。
キャラクターを演じたメインのお三方は、みんな良かったですね。
ピエール瀧さんは去年「凶悪」という映画で極悪死刑囚を演じたとは思えないほどの変化っぷり。↑でちょっと批判しちゃいましたが、オラフのキャラそのものはとても面白かったです。



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