映画雑談 好きなディズニー映画 ベスト 映画雑談 2014年04月01日 好きなディズニー映画 ベスト 改めて考えてみると、正直そんなにない!今まで積極的にディズニーアニメを見てない(もしくは子供の時すぎておぼえていない)ことに、改めて気づかされました。 なので今回はほぼ1作品のレビューになっとります。 その1「塔の上のラプンツェル」(少しネタバレ?) ■実は男性向けかもしれない 個人的には「アナと雪の女王」より全然好きだったりします。キャラクターが魅力的で日本語吹き替えも素晴らしかったですね。ストーリーもほとんど無駄がない!すべてのエピソードが次のエピソードをどんどん盛り上げながら繋がって、クライマックスに集約されていきます。これはお見事! ラプンツェルの相手役フリンは、最初は「いやいや、オレは歌なんか歌わないよ」というスタンス。作り手が男性客に向かって「わかってますって。あなたがこういうのはバカバカしくて嫌いだってことは。けどちょっと聴いてみてくんなはれ」と、ニヤリと笑っている顔が想像できました(笑)。なので、自分のような積極的に「プリンセスもの」を見ないヤローでも、すんなり物語に入って行きやすい作りになっていたなあと思います。フリン以外にも魅力的な荒くれ男たちが出てきますしね(自分が近いのはこっちですが!)。「男も楽しめるプリンセスファンタジー」でした。本作があったからこそ「アナと雪の女王」もホイホイ見に行くわけです。 ■ちょっとした劇場体験 劇場で見たときは、小学生低学年の男の子(とお母さん)が隣に座っていて、まぁこの子が騒ぐ騒ぐ。「カーズ2」の予告編でウォシュレットのシーンになると「バカじゃねーのw!バカじゃねーのw!キャッキャッ!」と大はしゃぎ。コミカルなシーンになる度に「バカじゃねーの!」と、もう大変。「ウワー、こりゃもうたまんねえな。自分の方が場違いとはいえ・・・」と思いながらじっと鑑賞していました。 ところが後半。外の世界に触れた主人公が塔へ連れ戻され、ニセの母親から「だから言ったでしょう。外の世界は危険で意地悪な人ばかりなのよ。」(うるおぼえ)と諭される場面。そこにさしかかると、隣の子が「そんなことないよね!」と大声で隣のお母さんに叫びました。おおっ、前半までバカジャネーノボーイだった彼が1本の映画を見てる間に成長している!!1本の映画の力恐るべし。そのときディズニーってのは本当にすげえなあと腕を組んだのでした。 以上ベストです! 「シュガーラッシュ」なんかも面白かったですけどね。カルチャーギャップコメディとしても面白いし、「破壊と創造」をマジメにやりつつギャグでも表現されていて唸りました。けど「特別面白かった1本!」というのは「ラプンツェル」でしたかね。 ディズニーに対して無意識のうちに距離をとっていた 「全然ディズニー見てねえや、これから見よう」ってことで、「白雪姫」「ダンボ」「トロン」を早速借りてきました。「トロン」は実写作品ですが(これはディズニーと言っていいのか?)、視覚効果を多用した初期の作品。VFXを生業にする者としては見ておくべき作品なのに未だにスルーしていたので、これを期に見てみます。 ■オマケ ラプンツェルのCGメイキング 最初は手書きのコマ絵、それから簡単なモデルの固い動き、ディティールや質感が追加されていき完成!・・・の流れを見ることができます。髪の毛の行程は端折られてますが(汗)、アニメーターとは別のスタッフなのでしょう。途中で、お姫様とは似ても似つかぬ兄さん(笑)が実際に演技をしてアニメーションの参考にしています。 この記事は僕らのモテるための映画聖典のガチ話Podcastに影響されて書いております。 映画監督入江悠さんはじめとした執筆陣のレビューや映画の制作現場について読む事が出来ます。 PR