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VFXメモ!

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「ゴーストバスターズ」VFXブレイクダウン


Ghostbusters Vfx Breakdown by Iloura
http://www.cgmeetup.net/home/ghostbusters-vfx-breakdown-by-iloura/

動画はリンク先からどうぞ

大人気シリーズ「ゴーストバスターズ」を、メインキャラ全員を女性に入れ替えリメイク!良くも悪くも話題になってしまいましたが、本編は大変楽しい娯楽作でした。

光るゴーストを合成するため、ドローンで照明を飛ばしたりしてますね。そういえば「シンデレラ」のフェアリーゴッドマザーも衣装にLEDライト仕込んでたんだっけ。昼間の光エフェクトも難しいけど、夜は夜で照り返しを作るのが大変です。
照明を消すために後ろのエキストラさんも別撮り素材で差し変えてます。こういう素材が無かったりするんだあ。
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「栄光のランナー」VFXメイキング・スタッフインタビュー



1936年ベルリン・オリンピックに参加した陸上選手ジェシー・オーエンスを描いた感動ドラマ。監督のスティーブン・ホプキンスは「プレデター2」の監督ですって。選手たちが敵ながらもお互いをリスペクトする姿はプレデター2と相通ずるような気がしなくもないようなないような。

オリンピック会場の群衆やスタジアムが合成なのはわかるとしても、「エ、そこもですかい。」となるシーンも。群衆用のモーションキャプチャー収録風景がちょっとシュール。

ベイマックス

アナ雪に続いてディズニーが放つヒーローものアニメ。「Mr.インクレディヴル」とはまたひと味違ったヒーロー映画になっています。ヒーローをメタ的に捉えていた「Mr.インクレディヴル」に対して、ベイマックスはあくまで王道。「復讐」という「スパイダーマン」ばりのダークな一面はありつつも、それを仲間とともに乗り越えていく。うーん健全!

ケアロボット、ベイマックスくんのデザインがまず素晴らしい。日本の鈴をモチーフとして考えられた顔や全体のスタイルが、これ以上ないくらい必要最小限。けれど、(●ー●)のバランスを絶妙に組み合わせて多彩な表情を見せてくれます。体に関していうと、内部に骨格はあるものの、基本的には空気で膨らんでいるものなので、萎んでしまうとまるで酔っぱらい。見た目は必要最小限だけど、表情や動きは本当に豊かにできています。シチュエーションによって形状をコロコロ変えることができるので、シーンごとに多彩な動きが楽しめるのが見所です。ベイマックスと比べてしまうと、日本のガンダムなどは、見た目のデザインは多種多用。けど動きが一部例外を除いて画一的なので、ちょっと勿体ないなあと改めて感じてしまいました。

主人公が発明好きという点や、ベイマックスとの初飛行、からの夕日。という展開など、「ヒックとドラゴン」と被ってしまう展開もあり、個人的には手放しに絶賛!という作品ではありません。いつまでも心に残る傑作!というテンションにはなれまんせんでした。けれど、家族揃ってワイワイ楽しめる、十分良い映画だと思います。アナ雪よりも男の子も見やすいと思いますしね。オレが子供のときやってた男の子向け作品っていったら、「スモール・ソルジャーズ」ですよ(笑)。あれはあれで面白かったけれど、歪んでるよなあ(汗)。

ゴーン・ガール

「ゴーン・ガール」



こんちは。またまた久々の映画レビューでっす。


■予告編


■あらすじ

ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしま う。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつ き理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。
(シネマトゥデイより抜粋)

■宮部みゆきの小説を読んでるような
デビッド・フィンチャー監督、「ドラゴン・タトゥーの女」以来の作品です。見た直後のボンヤリとした印象は、「なんだか宮部みゆきの小説みたいだな」ということでした。偽りの人生とそれが破綻していく「火車」や、メディアのイメージでっち上げに翻弄される描写は「模倣犯」を思い起こしました。これらの小説も随分前に読んだ物なので、久々に読み返してみようかな、って気分にもさせられましたな。

■リッチな映像
まずは、フィンチャー監督作だけあって映像が綺麗!撮影はジェフ・クローネンウェス「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴンタトゥーの女」などでも一緒に組んでいる方。風景の切り取り方がかっこよくて、変哲も無い風景なのに見応えがあります。不音感も漂っています。

■役者たち
主演はベン・アフレック「アルゴ」に続いて、嘘や建前、そして本音を如何にして繰り出すかで運命が決まってしまう男、そんな役柄を演じています。モテ男の要素がありながら、かなりどうしようもないクズ男でもある。けれど、芯からは憎めないという絶妙なキャラに、見事にハマっていました(もちろん褒め言葉)。まさかの顎ネタもあり!

そして消えた妻を”演じる”のがロザムンド・パイク。つい最近の出演作では「アウトロー」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」が印象に残っています。いやー、正直舐めてました、前出の作品を見た時の印象は「ゴツイ美人なオバさん」という大変失礼なもので(笑)。イメージが覆される見事な演技でした。場面によってメイクやファッションがコロコロ変わっていくのも見どころです。

脇役で言えばニール・パトリック・ハリス。ロザムンド・パイク扮するエイミーに付き纏う粘着質な同級生を演じています。個人的には彼のネチっこいムッツリ助平ぶりが笑えました。エイミーと会話しながらも、そばの柱を手でスリスリ・・・。なにやってんだお前!

■演技を見破る奴ら
この映画は、平田オリザ風に言うと、全編が「人間とは演技する生き物である」ということを言っているシーンばかりです。登場人物皆が、多かれ少なかれ家庭的、社会的な役割を演じて生きています(当然、我々観客も同じですね)。ところが、その嘘を見破る人物が現れます。それは、主要登場人物たちとは全く違う世界で生きている、いわゆるホワイトトラッシュたち。嘘をついていた人間は、「自分は誰にもバレずに完璧に演技できている。これならバレっこないよフヒヒ」なんて思っていても、彼らにいとも簡単に嘘を見破られてしまいます。これはちょっと意外だし、痛快な展開でした。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

こんにちは。新作ではありませんが、今年公開された面白い映画、ってことで、
今回はこの映画のレビューです。DVD&BDも発売されました。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(ネタバレあり)


■予告編


■あらすじ
近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルー ズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラ ント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。(シネマトゥデイより抜粋)

■SFエンタメ映画のミックス弁当


いろんなところで言われていることですが、様々な映画の良いとこ取りしたような作品ですね
「恋はデジャブ」のようなループもの、「ミッション8ミニッツ」のような近未来SF、「スターシップ・トゥルーパーズ」のような宇宙からのモンスター、「プライベート・ライアン」ような上陸作戦・・・ワオ、俺の好きなものが全部揃っているではないか!
そしてそれらの要素を気軽にサクッと楽しめて、満足感もバッチリ。ハンバーグと唐揚げとウインナーとミートボール(そして謎のパスタ)が詰まったミックス弁当のような映画です。ジャンキーな感じもちょうど同じ感じ(笑)。


トム・クルーズとエミリー・ブラントの魅力的なコンビ


そして本作の最大の魅力といえば、なんと言っても主演二人の魅力。
トムの、ヘッポコ野郎だった前半から狂犬のような戦いを見せる後半への変化は凄い。エミリー・ブラントのツンデレっぷりも良し!彼女は「プラダを着た悪魔」でも意地悪な(けどいい)先輩役を演じていましたが、全く違う役柄を演じています。見た後にネットで調べるまで、同じ役者さんだとは気づきませんでした(汗)。この二人の掛け合いで、魅力が にばーい にばいーい になっております!
とくに笑った掛け合いは、トムがエミリーに「俺のループ能力を他人に移すことはできないのか?」と持ちかけるところ。「ほら、そのー、あれだよあれ」と言いつつ、パワードスーツのピストンがガチョンガチョン・・・(笑)。その後のエミリーの反撃もエグい!


■もっとビビリなトムも見たかった。


残念なのは、第三幕のクライマックスが、「いつものハリウッドSFアクション」に戻っちゃったことでしょうか。ループ能力を失ってしまった後に、「勇敢なトムから冒頭のビビリなトムに戻ってしまう」という展開があっても良かったのかな、とも思います。
自分もFPSゲームが好きでよくあるんですが、経験値を貯めて強くなっても、たまに戦うことが怖くなって、建物の陰にビクビク隠れてしまうことがあります(汗)。それなりに自信をつけても、「あ、やっぱりダメだ・・・・」みたいなことが。たかがゲームでさえビビってしまうことはあるわけです。いわんや本物の戦場では・・・。本来主人公はヒーローとは程遠い存在だったので、そういう展開があった上でラストの決戦があれば、より燃える展開になっていたのではないかな、と思います。


・・・とまあ、手放しで大絶賛するような映画ではないかもしれませんが、娯楽映画としての満足度はバッチリです!映像の迫力、物量も半端ない!オススメ!!